【柔道】北海が女子団体5連覇 溝口紗美主将、全国大会は「絶対1回戦では負けない」

女子団体で5連覇を果たし、笑顔をみせる北海の女子選手たち。前列左から先鋒の小野島、中堅の横地、大将の溝口、後列左から木村、大石、高木(撮影・山崎純一)

<全国高校柔道選手権北海道大会>◇最終日◇16日◇札幌・北海きたえーる◇男女団体戦ほか

女子団体は北海が5連覇を果たした。

東海大札幌との決勝で2-0の勝利。先鋒の小野島あさひ(2年)と中堅の横地萌恵(2年)が連勝し流れを引き寄せた。小野島は48キロ級、横地は52キロ級と合わせて2冠。横地は「不安なこともあったが優勝出来てよかった」と安堵(あんど)の表情を浮かべた。溝口紗美主将(2年)は、15日の63キロ級決勝で敗れ悔いを残した。仲間に励まされて臨んだ団体戦で自身は引き分けだったが、大将として堂々と最後まで攻め抜いた。「絶対1回戦では負けないように」と全国を見据えた。