パリ五輪アーティスティックスイミングで男子禁制解く 8人によるチーム種目に最大2人起用可能

5月のAS日本選手権で男子3人が同時に泳ぐ歴史を作った宮城ASCの鈴木3兄弟。郡(左奥)、歩樹(中央奥)、輪(左手前)

男子禁制が解かれる-。世界水連は22日、2024年パリオリンピック(五輪のアーティスティックスイミング(AS)で男子選手の出場が可能になると発表した。8人によるチーム種目に最大2人を起用できる。

五輪では84年ロサンゼルス大会から「シンクロナイズドスイミング」として採用され、女子選手のみが出場してきた。しかし、近年、国際オリンピック委員会(IOC)は男女平等の観点から男子、女子に限定された競技を嫌う傾向にあった。世界選手権では15年大会から男女1人ずつによる混合デュエットが実施されていた。