【高校ラグビー】開志国際「強かった」東福岡の壁突破できず完敗も1トライで一矢報いる

試合後、健闘をたたえ合う両チームの選手たち(撮影・前田充)

<全国高校ラグビー大会:東福岡61-7開志国際>◇2回戦◇30日◇大阪・花園ラグビー場

開志国際(新潟)の花園2勝目はならなかった。優勝6回の名門・東福岡の厚い壁を突破できなかった。試合開始3分で先制トライを許すと、前半5トライ、後半も4トライを奪われた。後半に1トライを返して意地を見せた。

強敵にひと太刀浴びせた。後半18分、SO中島優大(2年)のハイパントがゴール中央に落ちると、そこにCTB冨田優斗(2年)が走り込んでトライ。ゴールも決まって7点を返した。「どうにかして相手守備の裏を取ろうと思っていた」と中島。鍛え上げてきたBKの走力と判断で一矢を報いた。

高橋昌徳監督(43)は「強かったです。プレッシャーがきつくて。何度もターンオーバーされた」と、“横綱”との初対戦の感想を話した。それでも「選手たちは気負うことなく、いつも通りの雰囲気で試合をしてくれた」。2年生の機転で1トライを挙げたことは来年につながる。

28日の1回戦で岡谷工(長野)を54-10で破った。3度目の花園で初の初戦突破は何よりの収穫。「最後まで楽しめた」というSH桜井愛世主将(3年)は、「部の目標はベスト8。必ずやってくれる」と達成を後輩に託した。