【フィギュア】宇野昌磨が貫禄の“初滑り”代名詞「クリムキンイーグル」に4回転トーループ

オープニングセレモニーで華麗な演技を披露する宇野(撮影・森本幸一)

<アイスショー:名古屋フィギュアスケートフェスティバル>◇4日◇名古屋市ガイシプラザ

世界選手権(3月、さいたまスーパーアリーナ)で男子2連覇が懸かる宇野昌磨(25=トヨタ自動車)が、大トリで演じた2季前のショートプログラム(SP)「グレート・スピリット」で進化を示した。4回転トーループなどを着氷させ「これからも自分のできることを、精いっぱいやりたいと思います」と細部までこだわって演じきった。

オープニングでは代名詞の「クリムキンイーグル」を披露し、フィナーレでは観衆の注目が集まる中で4回転ループを着氷。地元の名古屋で世界王者の貫禄を示した。充実の“初滑り”で、2023年を本格的にスタートさせた。