【フィギュア】佐々木晴也126.04点「単純に下手」後半スタミナ切れで納得のいく演技できず

演技前に真剣な表情を見せる佐々木(撮影・藤塚大輔)

<フィギュアスケート:日本学生氷上競技選手権(インカレ)>◇5日◇北海道・白鳥王子アイスアリーナ◇男子(フリーのみ)

昨年11月の全日本ジュニア選手権3位で、京都大1年の佐々木晴也(19)は、126.04点を記録した。演技後は割り切った表情を浮かべながらも「やっぱり悔しいですね」と繰り返した。

前半は勢いよく跳び、3回転ルッツ-1回転オイラー-3回転サルコーを成功させるなど、持ち味の迫力あるジャンプをみせた。ただ、後半はスタミナ切れで、3回転ルッツ-2回転トーループでは手をついた。

ここ数日は年末年始でリンクが閉鎖されていたことに加え、大学の課題にも追われていたという。

納得のいく演技とはならず、「いやー、単純にお正月明けですね。練習積めなかったですし…。いや、言い訳はなしで。単純に下手でしたね」と反省の言葉を並べた。

昨年12月の全日本選手権では15位に入り、新人賞を獲得した。大学入学後の9カ月を振り返り、「ちゃんと計画を立てて、ムダがないよう、誰よりも練習するぞという気持ちでやってきた。その結果が出たとは言えないですけど、形として見え始めたかなと思う」と控えめに手応えを口にした。

全日本選手権のエキシビションでは、自身が京大受験で使用した赤本を手にしながら、氷上を舞った。「思ったより使っていなくてきれいだった」とサラリと言い、「楽しんでいただけたのならよかったです」とほほえんだ。

文武両道を地で行く大学生スケーターは、今年も自分なりの求道を続ける。【藤塚大輔】