<バスケットボール・Wリーグ:秋田56-60姫路>◇第8週◇14日◇秋田・ナイスアリーナ
チーム史に「初勝利」を刻んだ場所で「23年ホーム初勝利」とはならなかった。Wリーグ参入2年目のアランマーレ秋田が、今季から新規参入の姫路に56-60で競り負けた。北川愛理(24)がチーム最多の12得点、佐藤千裕(25)が10得点を挙げたが、一進一退の攻防の末、逃げ切られ、これで4連敗となった。今日15日は、待望の23年ホーム初勝利を飾り、21、22日のアウェー新潟戦に弾みをつける。
由利本荘市に駆けつけた観客に勝利を届けられなかった。6点を追う第4クオーター(Q)。北川のシュートから3連続得点で逆転し、一進一退の攻防へ。だが4点を追う同Q中盤。今季の1試合平均得点リーグトップの白崎みなみ(26)にシュートを決められ、6点差に離された。残り2分40秒、佐藤千のシュートで4点差に追い上げたが、ミスが響いて逆転できずに時間だけが過ぎた。
今季から新規参入の姫路はここまで1勝13敗で12連敗中。一方、アランマーレ秋田は昨季の2勝を超え、4勝を挙げており、この日は今年のホーム初勝利を期待されていただけに、佐藤千は「絶対に勝ちたい気持ちはあったが、それが空回りしてしまってこういう結果になった」と悔やんだ。小嶋裕二三ヘッドコーチ(55)は「いろんな意味で選手がナーバスになったところもあるかもしれない。期待が少し重荷になったところもあり、らしくないプレーがいくつか飛び出した」と無念の表情だった。
もう負けられない。北川は両軍最多18得点の白崎とマッチアップする機会が多かった。「(プレーを)見ただけでなく、実際に対峙(たいじ)してどれくらいのスピードでやってくるかが分かった。明日は同じプレーをやられないようにしたい」。自分たちより先に「同一カード連勝」をさせないためにも、最後まで食らいつく。【相沢孔志】