【フィギュア】北京五輪代表の河辺愛菜がインターハイ優勝「うまくまとめられた」ガッツポーズ

女子フリーで演技する河辺(撮影・横山健太)

<フィギュアスケート:全国高校選手権(インターハイ)>◇17日◇埼玉アイスアリーナ◇女子フリー

22年北京オリンピック(五輪)代表で、ショートプログラム(SP)首位の河辺愛菜(18=愛知・中京大中京高)が初優勝を果たした。フリー1位の127・36点を記録し、合計は194・01点。「ルッツが直前まで不安定だった中、うまくまとめられた」と喜んだ。

7本のジャンプを全て降りた。引き締まった表情で滑り出し、冒頭のダブルアクセル(2回転半)を決めると、3回転ルッツ-3回転トーループ-2回転トーループの3連続ジャンプも着氷。最後の3回転サルコーも確実に成功させた。

演技が終わると、両手を突き上げてガッツポーズを見せた。リンクを後にする表情には笑みがはじけた。

昨年末の全日本選手権では9位。3週間を経て迎えた今大会は「全日本のリベンジをしたい」と臨んだ。熱のこもった演技で制し、「シーズン前半よりもプログラムがよくなっている」と手応えも得た。

同じ中京大中京の松生理乃が2位、吉田陽菜が4位に入り、団体でも優勝を収めた。首からメダルを下げた河辺は「優勝したという実感が湧きました。団体でも優勝できて、たくさんトロフィーももらえました」と喜びをかみしめた。

今春からは浅田真央さんや安藤美姫さんらを輩出した中京大へ進学する。「スケートをしていない人でも、『この子って中京の子だよね』と思ってもらえるような選手になれたらいいなと思います」。真剣な瞳をたたえて、さらなる活躍を誓った。