B1仙台89ERSが16日、2人の新加入選手を発表。B1西地区首位の広島ドラゴンフライズから青木保憲(27)が完全移籍。B3横浜エクセレンスからベイリー・スティール(25)が短期契約で加入した。渡辺翔太(24)やラショーン・トーマス(28)ら主力の故障が相次ぎ、チームは17日時点で東地区7位に沈んでいる。新戦力がこの苦しい状況を打開する。
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広島から来た新たな司令塔が、チーム練習に合流してすぐに「仙台89ERSのバスケット」に順応している。「僕の選手としてのアイデンティティーはディフェンスにあると思っている。僕のプレースタイルは、ナイナーズのバスケットスタイルに合うなと感じていました」と青木。強度の高いディフェンスを40分間やり続ける仙台を「ここならまだまだ成長できると決意してきました」と、飛躍の場に選んだ。練習では積極的に声を上げるなど、攻守の理解に努めている。青木は「すんなり入れてはいるが、ポイントガードとして、プレーの意図をもっと深いところまで理解していかないといけない」。自身のアイデンティティーを大切に、さらに「仙台89ERSのバスケット」にアジャストしていく。
“大濠魂”を見せつける。青木は、寒竹隼人(36)と福岡大大濠の先輩後輩の間柄。仙台への移籍が決まり、寒竹からは「仙台を選んでくれてありがとう。ここからやってやろう」とメッセージをもらった。青木は「寒竹さんは高校の大先輩。片岡(大晴)選手(37)と2人が、良いメンターとしてチームを支えているなと、外から見て感じていた。そういう方がいるチームでバスケットをできることがありがたい」。先輩の姿を支えに、さらなる成長を誓う。広島では今季21試合に出場し、平均プレータイムは8分9秒。青木は「まだ27歳。もっともっと試合に出て、より成長したい」と意欲を見せる。新天地で臨むシーズン後半戦に向けて、「このチームにもっとエナジーを与えられるような選手であり、人間でありたい」。新たな挑戦へ、心をたぎらせている。【濱本神威】
■最長身スティール全力でチャレンジ
B3から飛び級でB1に挑む。スティールはチーム最長身のセブンフッター(213センチ以上の選手)。B3横浜では今季20試合に出場し、266得点(1試合平均13・3得点)、135リバウンド(1試合平均6・8リバウンド)をマークするなど、長身と機動力を武器に存在感を発揮していた。初挑戦のB1にスティールは「B1という舞台でプレーできる、願ってもないチャンス。110%を出して、全力でチャレンジしていきたい」と力を込めた。