横領の組織的隠蔽などの不祥事があった日本バドミントン協会は22日、Jリーグ前チェアマンの村井満氏(63)を副会長とすることを正式に決めた。村井氏は「サッカーからバドミントンという大きな転身だが、スポーツ界に恩返ししたいという思いでいた。重責を拝命した。全力を尽くしたい」と所信を述べた。
この日の臨時評議員会で理事となることがまず承認され、続いて開催された臨時理事会で副会長に就くことが決定した。6月の役員改選で会長となる見通し。
村井氏は早大卒業後、日本リクルートセンター(現リクルートホールディングス)に入社。08年より日本プロサッカーリーグ理事に選任され、14年1月にJリーグチェアマンに就任。4期8年の任期中に、インターネット配信を行うDAZN(ダ・ゾーン)と大型契約を結ぶなどした。
バドミントン協会は一連の不祥事を受け、23年度は国からの強化費2割削減が決定済み。昨年11月には当時の会長と専務理事が引責辞任した。
臨時評議員会では、一連の不祥事に関わった6人の理事と2人の監事の解任についてもそれぞれ議論されたが、解任案はすべて否決された。