バド協会新副会長の村井満氏「魚と組織は天日にさらすと日持ちよくなる」/一問一答

バドミントン協会新副会長に就任し、所信を表明する前Jリーグチェアマンの村井氏(左から2人目)

横領の組織的隠蔽(いんぺい)などの不祥事があった日本バドミントン協会は22日、Jリーグ前チェアマンの村井満氏(63)を副会長とすることを正式に決めた。6月には会長に就任する見通し。この日に都内で会見に臨んだ村井氏との一問一答は以下の通り。

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-現在の心境は

「サッカーからバドミントンという大きな転身になるが、スポーツ界に恩返ししたいという思いでいた。重責を拝命した。全力を尽くしたい」

-就任までの経緯

「昨年12月初旬に、中村会長からお話をいただいたのが最初。そのときはまだ十分に状況を理解する段階ではなかった。門外漢である分野に対してどこまでできるか多少のためらいはあったが、日本スポーツ界に恩返ししたい思いはあり、検討させていただくと返答したところから始まった」

-当初はバドミントン協会のことをどう見ていたか

「世界的にも高い競技力を持ちながら、選手には苦しい思いを強いていたのではないか。不祥事があることを報道で知り、隠蔽(いんぺい)体質と指摘されている情報も目にした。スポーツは開かれたもの。国民に活力を与えられる重要な資産。マネジメントの不作為などで信用を失墜させているのであれば残念でならない」

-信用を取り戻すために必要なことは

「Jリーグ時代の8年間、『魚と組織は天日にさらすと日持ちがよくなる』とずっと言ってきた。不祥事の多くが密室や風通しの悪いところで起きる。徹底して透明性を高めてきたい。都合の悪いところも含めてすべて開示していく。それが私に課せられた使命だと思う」

-現時点でやりたいことは

「全身全霊でこの世界に身を投じて、現場を知る中で判断したい。まずはガバナンス改革が喫緊の課題。司令塔となる評議員会、理事会が重要。今回は理事会が果たしてしっかり機能していたか。交通渋滞は先頭がまごまごしていると発生する。スピード感を持って改革に取り組みたい。開かれた理事会になるには、外の血を入れ、多様性を重視していくことが大事。こうしたところから始めていければ」

-Jリーグ時代には選手の声を直接聞いたこともあった

「すべての価値の源泉はプレーを楽しむ人であり、競技会で戦う選手にある。現場の声を受け止めていくことから真っ先に取り組んでいきたい」

-サッカー界の人物には誰か相談したか

「特段、相談していない。個人として自分自身で判断した」