【卓球】五輪3大会出場の丹羽孝希 冷や汗も大逆転でシングルス初戦突破

男子シングルス4回戦 阿部(右)に勝利し、タッチを交わす丹羽(撮影・鈴木みどり)

<卓球:全日本選手権>◇第4日◇26日◇東京体育館◇男子シングルス4回戦

16年リオデジャネイロ五輪男子団体銀、21年東京五輪同銅メダルの丹羽孝希(28=スヴェンソンホールディングス)が、4-3の大逆転で初戦を突破した。

1回戦から3試合を勝ち上がった阿部悠人(専修大)と対戦。第1ゲーム(G)を18-20で落とすと、第2G、第3Gも相手に与えた。それでも第4、5、6Gと取り返し、最終Gで11-8と競り勝った。

丹羽は22年11月に国際大会からの引退を発表。Tリーグや国内の試合を中心に、選手活動を続けていく意思を表明していた。

前回大会はシングルス3位。13年には優勝を飾っている。