【全豪テニス】決勝進出の青山修子、柴原瑛菜組「相手よりいいプレーできると信じて優勝したい」

全豪オープン女子ダブルスで初の決勝に進出し、笑顔でWOWOWの単独インタビューに応じる青山修子(左)柴原瑛菜組(2023年1月27日撮影=外部提供)

テニスの全豪オープン第12日が27日、メルボルンで行われ、女子ダブルスで第10シードの青山修子(近藤乳業)柴原瑛菜(橋本総業)組が決勝に進出した。準決勝で第2シードのココ・ガウフ、ジェシカ・ペグラ組(米国)を6-2、7-6で破り、グランドスラム(4大大会)では初めてファイナルに駒を進めた。

試合後、大会を連日生中継しているWOWOWの単独インタビューに応じた。

最終日の29日に行われる決勝に向けて、第1シードのバーボラ・クレイチコバ、カテリーナ・シニアコバ組(チェコ)との対戦へ、語った内容は次の通り。

-決勝進出を決めた今の気持ちは

柴原 やっとグランドスラムの決勝に行けてうれしいです。最初から最後までいいプレーを出し続けたいと思うので(決勝を)楽しみにしています。

青山 うれしい気持ちでいっぱいです。今まで2回準決勝には進みましたが、決勝は初めての舞台で、勝った瞬間はうれしかったです。やっと決勝で戦える気持ちでいっぱいです。

-試合を振り返って

青山 2人ともリターンがいい形で通っていましたし、今までのように自分たちの前でプレッシャーをかけていくプレーが出だしではまってリードできたので、相手も嫌だったと思います。最後まで2人で戦い続けられたので、2セットで勝ち切ったのはすごく自分たちの自信になります。それを次につなげていきたいです。

-第2セット、先にブレークされたことについて

青山 自分のサービスポイントで少し引いたわけではないけど、ちょっと丁寧に行き過ぎたところがありました。でも、彼女が踏ん張ってしっかりラリーしてくれて、いい雰囲気で戦っているのを隣で感じていたので、それに付いていこうと思って、前で自分らしく戦えました。本当に2人で戦って、もぎ取った勝利だと思います。

-うまくいったポイントは

柴原 出だしが良かったので、セカンドセットはブレークされて相手にリードされましたが、第1セットのように、いつでもブレークできる気持ちでやっていたら、すぐにブレークバックできました。第2セットは相手への応援が多かったのですが、その中で2人が強い気持ちを持ちながらプレーできました。

-決勝で当たるクレイチコバ、シニアコバ組の印象は

柴原 このペアは前からずっとやってみたいペアでした。(相手は強いが)私と青さんだったらもっといいダブルスのプレーができると思うので、それを信じて優勝したいと思います。

青山 向こうは優勝し慣れているし、優勝する気持ちが強いペアだと思うので、私たちもそれに負けずに決勝で戦えるチャンスを2人でものにできるように頑張っていきたいと思います。日本の皆さんにもパワーを送っていただいて、その力を借りて勝ちたいと思います。

◆全豪オープンテニスはWOWOWで全日生放送。WOWOWオンデマンドでは全コートライブ配信される。