<卓球:全日本選手権>◇最終日◇29日◇東京体育館◇女子シングルス準決勝
女子ダブルス、混合ダブルスを制した早田ひな(22=日本生命)が3冠へ王手をかけた。石川佳純(29=全農)を4-0(11-7、11-4、11-5、11-9)で圧倒し、木原美悠(18=エリートアカデミー)と戦う午後2時開始予定の決勝進出を決めた。
3冠となれば、女子では18、19年に2年連続で達成した伊藤美誠(スターツ)以来となり、山泉和子、石川佳純、伊藤に続く史上4人目の快挙となる。今大会では混合ダブルスで張本智和(IMG)と2連覇。女子ダブルスで伊藤と史上初の5連覇を達成している。
今大会は24年パリ五輪(オリンピック)のシングルス代表選考ポイントが加算される。大会前時点で早田は首位に立っており、優勝すれば60点、準優勝であれば50点を加える。1年後まで続く選考レースでも、さらに優位な立場に立つことになる。
◆今大会で加算されるポイント数
1位=60点、2位=50点、3、4位=40点、5~8位=25点、16強=10点、32強=5点
◆大会前の選考ポイント上位8人
〈1位〉早田ひな(164点)
〈2位〉伊藤美誠(117・5点)
〈3位〉平野美宇(109点)
〈4位〉木原美悠(106点)
〈5位〉芝田沙季(102点)
〈6位〉長崎美柚(97点)
〈7位〉石川佳純(87点)
〈8位〉佐藤瞳(69点)