【スキー】距離リレー おといねっぷ美術工芸有終、男女そろって入賞「みんながベストを尽くせた」

今大会を笑顔で締めたおといねっぷ美術工芸の前列左から松本、小林花音、矢野、小林花凛、後列左から今関、吉田、後藤、金津(撮影・相沢孔志)

<全国高校スキー>◇11日◇山形・上山坊平高原クロスカントリー競技場ほか◇距離男女リレーほか

距離のリレーで、来年3月限りで休部予定のおといねっぷ美術工芸(北海道)が、女子は50分22秒6の6位、男子は1時間55分32秒0の8位とそろって入賞を果たした。現2年の女子2人を残し、今年3月で男子4人、女子2人が卒業。吉田圭伸らオリンピック(五輪)選手も輩出した名門校が、最後のリレー種目で意地を見せた。

メダルには届かなくとも、表情は晴れやかだった。女子で第1走者を務めた松本実優(3年)は「先輩方が、ずっとつなげてきてくれたラスト。そのラストにふさわしい結果を出そうと頑張りました。みんながベストを尽くせました」と、3人でつないだレースを振り返った。

男子は11日の10キロクラシカルを制した今関新太郎(3年)が連日の激走。トップと7・2秒差の3位で後続につないだ。ゴールは8番手だったが、道勢3校の最上位。今関は「(音威子府は)小さい村なので、(部が)なくなるのは寂しいですが、仕方ない部分もあります。1年生から同じメンバーでやってきて、入賞できてよかった」と、3年間のきずなでつかんだ8位を喜んだ。

22年の入部者がなく休部の決断となり、23年春の入部希望者受け入れを停止。来季は最後に残る女子2人が、個人種目のみで全国大会を目指す。松本は「部としても2人が最後なので、一番いい走りができるように頑張ってほしい」と、後輩たちにラストを託した。