B1仙台89ERSは22日、バイウイーク(試合のない週)初のチーム練習を行った。この日はボールを使わず、ミニハードルでのジャンプやダッシュなどでコンディションを調整した。
チームは現在12勝26敗で東地区7位。今季が2度目のB1挑戦となる田中成也(31)は、「チームの良い部分が出せている時間帯は、どのチームが相手でも戦えていると思います。悪い流れになったときにいかに自分たちのモメンタム(勢い)を取り戻すかというところが課題」と語った。中でも田中はオフェンスの終わり方に言及。「僕たちのディフェンスが悪いときは大抵、オフェンスの終わり方がすごく悪い。シュートを打ち切るとかターンオーバー(ミスによる攻守の入れ替え)しないでやりたい形につなげられるかが、その次のディフェンスに関わってくる」。ディフェンスを信条とする仙台にとって、オフェンスミスから失点が増えるのは致命的。だが、チームはその課題にしっかり向き合いながら戦っている。
自身の経験からもそれは明らかだ。田中は「(B1初挑戦の)広島のときは9勝しかできなかった。それに比べて仙台は、初年度にしては、自分たちのやりたいバスケットをしっかりやれて、勝ち星をつかめていると思います。チームとして戦えている部分がすごく大きい」。今後は、3月8日にホームで同地区2位のA東京と対戦。シーズン終盤に差しかかるが、田中は「1試合1試合しっかりと見て、自分たちのやるべきことをやる」と力を込めた。「仙台89ERSのバスケット」を、自信を持ってやり続ける。【濱本神威】