<バスケットボール男子:ワールドカップ(W杯)アジア2次予選:日本96-61イラン>◇23日◇群馬・高崎アリーナ
世界ランキング38位の日本が、W杯イヤーの初戦でアジア最上位の同20位のイランに圧勝した。96-61の対象で、35点差つけた。
圧勝劇に導いたのは、PG河村勇輝(21=横浜ビー・コルセアーズ)だった。序盤、一進一退の展開で始まった試合。第1Qに途中出場すると勢いが出た。14-16とビハインドの場面で、河村が3ポイントシュート(3P)を決めて逆転。さらに河村は2本連続で3Pを決める。さらに高さを誇るイランに対し、ドライブからシュートを決めた。第1Qは22-16で6点リードで終了した。
さらに持ち味を出したのは第3Q、開始早々に河村が切り込み2点を追加した。172センチのPGの勢いは止まらない。河村は絶妙なノールックパスを右へ通し、受けたホーキンスはダンクシュートを決めた。この日一番のプレーで56-31とした。河村の変化自在のパスワークにイランは困惑。次々とパスを通し、アシストを重ねた。第3Qを終えて75-45と30点差をつけた。
河村は第4Qにも3Pを決めるなど大活躍。富樫勇樹との「Wユウキ」が話題となる中、15得点、4アシスト。放った6本のシュートをすべて決めるフィールドゴール成功率100%で、この日の主役となった。
また、初招集された19歳の金近廉(東海大)がチームトップの20得点を挙げ、ホーキンソン・ジョシュ(信州ブレイブウォリアーズ)も208センチの長身を生かしてチーム2番目の17得点と存在感を発揮した。ホーバス監督も笑顔が絶えなかった。
新戦力が大活躍したことを問われたホーバス監督は「アタリマエだよ~」とご機嫌。金近については「会場からすごくエネルギーをもらった」と声援に感謝した。
河村は「イランには(昨年)勝つことができていなかったのでリベンジできて良かった。この勝利におごることなく、次のバーレーン戦にも勝ちたい」と表情を引き締めた。
8月25日~9月のW杯本大会は日本(沖縄)、フィリピン(マニラ)、インドネシア(ジャカルタ)の3カ国共催で、日本は開催国枠で出場権を得ている。予選の通算成績は日本が6勝5敗、イランも6勝5敗となった。26日には同会場でバーレーンとの最終戦に臨む。
<日本代表登録12選手>
2富樫勇樹(PG、167センチ=千葉ジェッツ)
6比江島慎(SG、191センチ=宇都宮ブレックス)
16金近廉(SF、196センチ=東海大学)
17須田侑太郎(SG、190センチ=名古屋ダイヤモンドドルフィンズ)
19西田優大(SG、190センチ=シーホース三河)
24ホーキンソン・ジョシュ(C/PF、208センチ=信州ブレイブウォリアーズ)
33河村勇輝(PG、172センチ=横浜ビー・コルセアーズ)
34渡辺飛勇(C、204センチ=琉球ゴールデンキングス)
43永吉佑也(PF、198センチ=ライジングゼファー福岡)
45テーブス海(PG、188センチ=滋賀レイクス)
71井上宗一郎(PF、201センチ=サンロッカーズ渋谷)
91吉井裕鷹(SF、196センチ=アルバルク東京)
平均192.0センチ