<ラグビー・リーグワン1部:BR東京64-10花園>◇第9節交流戦◇25日◇駒沢◇観衆3337人
昇格初年度の花園近鉄ライナーズが、いまだ長いトンネルから抜け出せない。
前半途中までは10-7とリード。しかし、同31分に自陣22メートルライン付近でのマイボールスクラムで重圧をかけられると、後退しながらつなごうとした元オーストラリア代表SHウィル・ゲニアがボールを失い、リコーブラックラムズ東京(BR東京)の天理大出身SH山本昌太に勝ち越しトライを許した。
それでも前半は優位に試合を進める時間もあり、10-14と粘った。その後は一方的な展開で、後半だけで8トライを許し計10トライを浴びる完敗だった。反則数はBR東京の15に対し6と少なかったが、得点に結びつけられず後半は完封された。
水間良武ヘッドコーチは「前半は風下でテリトリー(地域)もしっかりとれたが、もう少しスコア(得点)できる時にしたかった。後半はこれからという時だったんですけど、相手の勢いにのまれてスキを突かれてトライを取られてしまいました。ディフェンスだけでは勝てない。今後もひとつ、ひとつやっていくしかない」と話した。
開幕から9戦全敗で最下位。495失点(1試合平均55失点)と守備が崩壊状態に陥っている。
フランカーの野中翔平主将は「恥ずかしいというのが率直な感想です。ラグビーというスポーツの中で、体を張って、チームに愛を示すことができなかった。本当に悔しいし、恥ずかしい」と言葉を絞り出した。