バレーボール男子日本代表セッターの関田誠大(29=ジェイテクト)が28日、競技に打ち込む中高生たちへ技を伝授する「オンライン部活動」を開いた。
事前に生徒たちが撮影したプレー動画を元に、関田が気がついた点をアドバイスする内容。明確な答えを与えるのではなく、ヒントを伝えて1人1人に自ら考えさせようと促した。「人に言われて動くより、自分で考えて行動することが絶対大事」と説いた。
バレーボールがうまくなるために何が必要か-。それをひもとく上で生徒たちにセッターに必要なスキルを次々と挙げてもらうと、コミュニケーション、判断力、観察力、俯瞰(ふかん)力、信頼関係、早く落下点に入ることなどさまざまな要素が並んだ。関田はどれも重要な点としながら、学生時代のエピソードを交えて自ら考えることの大切さを力説した。
関田 中学校の時は顧問の先生からフィードバックをもらっていました。高校に上がると自分たちで考えることが多くて、キャプテンだった3年生の時には自分で練習メニューを考えていました。工夫や考えることはそこで身につきました。
学生時代にバレーボールで培った経験を踏まえ、「自分次第なので、自分でどうなりたいか目標を持ってやるのが大事」と中高生たちに呼びかけた。それを受けて指導者たちにも「失敗して怒るより、次どうすべきか考えさせるのが大事」と伝えることも忘れなかった。最後に「学生のみなさんの声を生で聞くとか、アドバイスをすることはなかったので非常に貴重な経験でした。お互い成長できるようにどこかでお会いできれば」と願った。
イベントは株式会社「STEAM Sports Laboratory」主催。最先端のIT技術などを駆使して横断的に学ぶ機会を提供する「STEAM」教材を活用してバレーボールに打ち込む中高生たちの悩みをオンラインで解決する狙いで行われた。