【フィギュア】島田麻央、浅田真央超え日本勢最年少Vへ首位「シーズンベストと聞けてうれしい」

<フィギュアスケート:世界ジュニア選手権>◇1日(日本時間2日)◇カナダ・カルガリー◇女子ショートプログラム(SP)ほか

女子SPで14歳の島田麻央(木下アカデミー)が自己ベストの71.78点で首位に立った。ジャンプを含めた高い技術を発揮。浅田真央を超える日本勢最年少優勝に前進した。中井亜美(TOKIOインカラミ)は67.28点で3位発進。ペアSPで村上遥奈、森口澄士組(木下アカデミー)は55.69点で6位につけた。

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その回転がぐんぐん速まるにつれ、会場の拍手も大きくなった。島田が「失敗することがない。回転速度が得意」というスピン。「ライオンキング」の演技の終幕を盛り上げると、笑顔で得点を待った。昨夏に記録した自己記録を0.29点更新し、「久しぶりに『シーズンベスト』という言葉を聞けてすごくうれしい」と目を輝かせた。

4回転、トリプルアクセルを操る高いジャンプ技術だけではない。スピンなどの質でも、すでにシニア勢と渡り合う。今季のフリー、合計得点では全女子選手でトップ。「ジャンプ以外」を課題にしながら、すでに「Mao」の名前は世界に浸透している。

優勝で、名前の由来となった元世界女王の浅田さんの記録を1カ月塗り替える。開幕前日の練習ではジャンプで転倒し「不安もあった」が、浜田コーチに「挑戦者で」と送り出されると、本番は堂々。精神面も強い。「精いっぱいの演技がしたい」とフリーでも、強さと速さで魅了する。

○…島田と同じ14歳の中井がメダル圏内につけた。「ステップも乱れてしまった」と自己評価は厳しめだったが、母らがデザインするピンクの衣装ではつらつと舞った。昨年末の全日本では4位。フリーで2本の3回転半を並べ、衝撃を残した。「決めることは自分の目標。そこを意識しながら、この舞台も楽しめたらいいな」。再び、跳ぶ。