<バレーボール・Vリーグ1部男子:パナソニック3-0VC長野>◇4日◇東京・大田区総合体育館◇観衆1511人
パナソニックのオポジット大塚達宣(たつのり、22)が、トップリーグで“兄弟”との再会を果たした。
この日、同じコートに立ったVC長野のアウトサイドヒッター工藤有史(ゆうじ、21)は、幼少期からともに汗を流した仲。工藤は明治大在学中ながら今シーズンから強化指定選手として所属しており、この日初めてVリーグの舞台で相対した。大塚は試合後、「同じ舞台で戦えることがうれしい」と笑顔で振り返った。
ともに大阪府出身。小学生から中学生時代までは、パナソニックの下部組織「パンサーズジュニア」で同じ釜の飯を食べた。高校は大塚が洛南、工藤が清風、大学は早稲田、明治と、強豪校でライバルとしてしのぎを削った。大塚は「工藤選手は僕が小学生の時にバレーを始めた時からずっと一緒で、本当に弟のような存在」とにっこり。試合前には「こうやって上の舞台で戦えることはすごくいいことだよね」と、言葉を交わしたことを明かした。
大塚自身も大学在学中にVリーグ入りを果たしており、「こういう形でVリーグに来られるのは彼にとってはすごくいい経験。出る出ないかは関係なく、上の人たちとプレーすることは成長するチャンス」と、“兄”としてのアドバイスも忘れなかった。
一方の工藤は「高校も大学も一緒にやったけど、Vリーグではちょっと意識しちゃうのかな。何もできず一方的に負けてしまったので、明日は成長した姿を見せる」と、リベンジを誓っていた。