【リーグワン】王者埼玉が東京SG撃破で開幕11連勝 後半ライリー、山沢拓也ら5トライで逆転

東京SG対埼玉 前半、攻め込む埼玉CTBライリー(手前)(撮影・滝沢徹郎)

<ラグビー・リーグワン1部:埼玉41-29東京SG>◇第11節◇11日◇東京・秩父宮ラグビー場◇観衆1万9079人

2連覇を目指す埼玉パナソニックワイルドナイツ(埼玉)が、逆転で開幕11連勝を飾った。

昨季決勝でも戦った東京サントリーサンゴリアス(東京SG)を相手に後半5トライ。集中した攻撃で王者の貫禄を示した。

劣勢を一気にはね返した。前半は相手の日本代表CTB中野将伍(25)に先制トライを許し、さらにペナルティートライで失点。前半は3-17と厳しい展開だった。

だが迎えた後半、流れを変えた。5分に右サイドを突破すると、タックルされながらのオフロードパスを細かくつなぎ、フランカーのラクラン・ボーシェー(28)が反撃のトライ。同8分に相手トライで再び14点差となったが、そこから猛攻が始まった。

13分、左ラインアウトからモールでトライを挙げ、キックも決まって7点差。その2分後には自陣で日本代表CTBディラン・ライリー(25)が相手ボールをインターセプトし、約55メートルを走りきって2点差に迫った。ゴール成功で同点。さらに5分後、後半20分にSO松田力也(28)がインゴールへキックし、拾ったFB山沢拓也(28)が勝ち越しトライを挙げた。日本代表コンビのあうんの呼吸で、流れを引き寄せた。

以降も着実にトライやPGで加点し、開幕11連勝。次節は埼玉が19日に敵地で三菱重工相模原ダイナボアーズ、東京SGは17日に同じ秩父宮で花園近鉄ライナーズと対戦する。

◆埼玉の無敗記録 前身のトップリーグを含めて、コロナ禍の不戦敗を除いてリーグ44戦無敗(プレーオフ含む)となった。リーグ戦で最後に敗れたのは18年12月15日のNTTコミュニケーションズ(現浦安)戦。新型コロナウイルスの影響でリーグ不成立となった19~20年シーズンの6連勝を皮切りに、トップリーグ最終年の20~21年は10勝1分けで優勝。リーグワンが発足した昨季は開幕からコロナの影響で2試合不戦敗となったが、16連勝で初代王座を獲得。今季の11連勝を加え、44試合となった。