<ラグビー・リーグワン1部:BL東京49-20東葛>◇第11節◇12日◇千葉・柏の葉公園総合競技場◇観衆3112人
東芝ブレイブルーパス東京(BL東京)が、4位東京サントリーサンゴリアス(東京SG)と勝ち点6差の5位にとどまった。
NECグリーンロケッツ東葛(東葛)に4トライ差をつけ、ボーナス勝ち点も獲得。トッド・ブラックアダー・ヘッドコーチ(HC、51)は「これ以上誇りに思うことはないぐらい誇りに思う。マスクで見えないと思うが、その下で笑っています。これ以上ハッピーと思えないぐらいハッピー」と選手たちをたたえた。
前半9分、プロップのタウファ・ラトゥ(24)が危険なプレーで一発退場。同34分にはSHジャック・ストラトン(28)もシンビン(10分間の一時退場)で13人となり、WTB豊島翔平(34)が急きょSHを務めた。
数的不利を強いられ、前半は18-13。迎えたハーフタイム、ゲーム主将を務めた日本代表NO8リーチ・マイケル(34)には、確かな手応えがあったという。
「ロッカールームに戻ったら、みんな、すげぇ元気だった。目の色が全然違った。こういう状況が一番燃える。(前半10分以降)1人少ない。すごくワクワクしていました」
後半は一時逆転を許したが、強みはぶれなかった。
10分にはFB松永拓朗(24)のトライとゴールで再びリードを奪い、5点リードの18分にはFWのモールでトライ。チームが築いてきたFWが前に出る伝統の戦いぶりに、リーチは「練習をかなりやってきた。『いける』という感覚があった」と力強く言い切った。
上位4チームのプレーオフ進出を懸け、残りは5試合。次節以降はトヨタヴェルブリッツ、リコーブラックラムズ東京、静岡ブルーレヴズ、三菱重工相模原ダイナボアーズと対戦し、最終節で2連覇を目指す埼玉パナソニックワイルドナイツとぶつかる。落とせない戦いを前に、逆境からの勝利でチームは結束を深めた。【松本航】