<バスケットボールB1:群馬55-81宇都宮>◇第24節◇15日◇太田市民
宇都宮ブレックスが北関東ダービーを制した。リーグ屈指の得点力を誇る群馬クレインサンダーズを、今季チームワーストタイの55点に抑え込んだ。
攻守の切り替えが速く、集中力も最後まで途切れなかった。佐々宜央ヘッドコーチ(HC)は「出だしからエナジーいっぱいにリバウンドとかルーズボールとか泥臭くやってくれた」と振り返った。
なかでも鵤誠司のパフォーマンスは際立っていた。ディフェンスでは相手の司令塔・並里成を徹底的にマーク。前節まで1試合平均11・3点をたたき出していたポイントゲッターでもある高校の先輩(福岡第一)をわずか2得点、アシストも3に抑えた。
攻撃でも3点シュートを4試投で3つ決めた。チーム全体では同シュートの成功率が珍しく低かったが(29試投で成功8=27・6%)、鵤だけは別世界だった。佐々HCは「相手のポイントとなる選手をしっかり抑えるなど、選手たちの遂行力が素晴らしかった」と話した。
東地区3位の群馬に今季2連勝。勝ち星2差と背中が見えてきた。1位千葉Jと2位A東京には引き離されているが、ワイルドカードによるプレーオフ進出に望みをつなげるためには、上にいるチームを1つずつ追い抜いていくしかない。
「声出し応援の復活は最高でした。本当に僕たちの力になる。これからも一緒に戦ってください」。チーム全員の思いを、佐々HCは代弁していた。