【リーグワン】東京ベイ立川理道主将「そこまで慌てずに」横浜との上位対決制して2位キープ

横浜戦勝利後の記者会見で思いを語る東京ベイのフラン・ルディケ・ヘッドコーチ(左)と立川理道主将(撮影・松本航)

<ラグビー・リーグワン1部:東京ベイ15-5横浜>◇第12節◇18日◇東京・江戸川区陸上競技場◇観衆4142人

クボタスピアーズ船橋・東京ベイ(東京ベイ)が横浜キヤノンイーグルス(横浜)との上位対決を制し、2位をキープした。

雨でキックが多用された一戦は、前半38分にFWがモールを押し込み、南アフリカ代表フッカーのマルコム・マークス(28)が先制トライ。後半は自陣でハイパントでの攻撃を仕掛けられたが、オーストラリア代表SOバーナード・フォーリー(33)らが冷静に対処した。

相手陣に進むと12分にロックのルアン・ボタ(31)が主導権を握るトライ。相手を1トライに封じた。前節100キャップを達成した元日本代表CTB立川理道主将(33)は「ゲームの中でそこまで慌てずに、チャンスが来た時にスコアできたのは良かった」と成長を実感した。

次節は26日にコベルコ神戸スティーラーズ(神戸)と対戦する。上位4チームのプレーオフ、初の頂点に向けて立川は「こういう試合を経験して、さらに成長していきたい」と誓った。【松本航】