【レスリング】五輪3大会連続出場の高谷惣亮がALSOK退社 4月から監督兼任の拓大所属

高谷惣亮(2020年12月20日)

21年東京までオリンピック(五輪)3大会連続出場中のレスリング男子フリースタイル86キロ級、高谷惣亮(33)が所属のALSOKを31日付で退社することが同日、発表された。

4階級にわたって天皇杯全日本選手権を12連覇するなど今も第一人者でありながら、昨春、母校拓殖大レスリング部の監督に就任。昨年9月には待望の第1子が誕生し、筑波大の大学院でも学ぶ予定があるなど、多忙を極めながらも4度目の24年パリ五輪を目指す中で、大きな決断をした。

▼高谷惣亮のコメント

このたび、高谷惣亮は11年間所属させていただいたALSOKを退社することになりました。

これまでALSOKには多大なサポートをしていただき、思う存分精いっぱいレスリングに打ち込むことが出来ました。心より感謝しております。

4月から母校である拓殖大学所属として、自分自身の夢のため、そして後進の育成のために、さらなる精進をしていきたいと思います。

引き続き温かいご声援のほど、よろしくお願いいたします。

▼ALSOKのコメント

弊社に11年間所属した高谷惣亮選手が、3月末日をもって退社することとなりました。高谷選手は、オリンピックに3大会連続出場し、2014年の世界選手権大会では銀メダルを獲得するなど輝かしい成績を収めました。

ALSOKの看板を背負いながらトップ選手として活躍され、試合はもちろんのこと試合後のパフォーマンスでも社員一同元気をいただきました。感謝申し上げます。

今回高谷選手より、新たな気持ちでレスリングに臨み、後進育成にも尽くしたいというお話をうかがい、本人の気持ちを大切にして、退社されることになりました。

弊社としましては、新たなステージに進まれる高谷選手がさらなる活躍をされますことを、心よりお祈りいたしております。