<競泳:日本選手権>◇第1日◇4日◇東京アクアティクスセンター◇男子400メートル個人メドレー決勝
19年世界選手権金メダルの瀬戸大也(28=CHARIS&Co.)が優勝を飾った。4分7秒92の好記録だった。2位には本多灯(イトマン東京)が4分10秒37で入った。派遣標準記録を突破した2選手は世界選手権(7月、福岡)の出場権を獲得した。
瀬戸は前半、本多に遅れを取ったが、3泳目の平泳ぎで伸びのいい泳ぎを披露し逆転。最後の自由形でさらに差を広げ、貫禄勝ちとなった。
勝利インタビューには「最低限4分7秒台は出したかった。(状態は)良い訳でも悪いわけでもなく。底力がついたと実感している」と自信にあふれた表情を浮かべた。
東京五輪(オリンピック)が行われたプールで、瀬戸が今大会最初の種目を終えた。午前の予選は4分11秒32を記録。全体1番手で決勝に駒を進め「(会場は)泳ぎやすいし、気持ちがいい。まずは今日の決勝で出せる力を出して終わりたいです」とすがすがしい表情で誓っていた。
新たなパートナーと目指す、7月の世界選手権(福岡)、24年パリ五輪(オリンピック)となった。23年1月、海外美容製品の輸入販売などを行う「CHARIS&Co.」とのスポンサー契約締結を発表。19年2月に少しでもタイムを縮めたいという思いから、脱毛施術の体験に足を運んだことがきっかけだった。
過去2年間ほどは「TEAM DAIYA」を所属として活動してきた流れがあり、新たなサポートを受けて「一番は自分の夢を応援してくださっている。その夢に向かって頑張っている姿だったり、その夢をしっかり達成するところを、結果として恩返ししていきたい」と意気込んできた。
今大会は200、400メートル個人メドレーに加え、200メートルの平泳ぎ、バタフライ、自由形と5種目にエントリーしている。得意の個人メドレーを皮切りに、他の種目へとつなげていく。
○…男子400メートル個人メドレーは本多が4分10秒37の2位で世界選手権代表に内定した。得意のバタフライで飛びだし、課題の背泳ぎを終えてもリード。後半に入って瀬戸に逆転されたが「代表になれてホッとしています」と喜んだ。21年東京五輪銀、22年世界選手権銅メダルの200メートルバタフライが今後は控えており「負けて悔しいけど、挽回したい。今回のいいタイムがつながる」と先を見据えた。