<バレーボール・Vリーグ1部女子ファイナル4:東レ3-0NEC>◇8日◇群馬・高崎アリーナ
レギュラーラウンド(RR)を制した東レが、自力の差を見せつけた。
プレーオフ「ファイナル4」初戦で同4位のNECと対戦し、ストレート勝ち。2011-12年シーズン以来となる11季ぶり5度目のシーズン優勝に向け、幸先の良いスタートを切った。
NECの武器であるサーブを粘り強く封じると、攻撃陣が活気づいた。今季RR735点を記録し、Vリーグの日本人最多得点を更新した日本代表の石川真佑(22)、198センチのベテラン、ヤナ・クラン(35)の両エースが躍動。角度あるスパイクを次々と打ち込み、25-18、25-19、25-18と、攻守に隙を与えなかった。
今季はRRでNECに2勝1敗も、ストレート勝ちは初めて。石川は「私は点を取らなければいけない、取り切らなければいけないポジション。『頼られている』『頼って欲しい』というより、点を取るために全員でできればいい」と力強く語った。
的確なトスで攻撃の起点となった代表セッターの関菜々巳(23)は「いいパスを返してくれてそこから攻撃が決まった」と、笑顔で勝因を分析。序盤は緊張があったことを明かしつつも、「まずはこの舞台に立てることを心から楽しみたい」と、最後までチームでエンジョイバレーを貫く。
ファイナル4はRRの上位4チームが出場し、1回戦総当たりで対戦。上位2チームが22日に東京・代々木第1体育館で行われるファイナルへ進出する。東レは9日に同所で、同2位の埼玉上尾と対戦する。【勝部晃多】