<バレーボール・Vリーグ1部男子ファイナル4:サントリー3-2パナソニック>◇8日◇島津アリーナ京都
2時間30分に及ぶ熱戦を制したのは、サントリーサンバーズだった。フルセットの末に勝利。
山村宏太監督(42)は、「勝利できて安心しました」と息をついた。
第1セット(S)から一進一退の攻防が続いた。互いに攻撃で得点を重ね、29-29。最後の1点を決めきれず、苦しい時間が続いたが、オポジットのムセルスキー・ドミトリー(34)がスパイクをきっちりと決めて、貴重なひとつを先取した。
ここで勢いづきたかったが、第2Sを22-25、第3Sを23-25で落とし、セットカウント1-2に。
逆転されて迎えた第4S。チームは奮起する。序盤は2、3点のリードを許したものの、決めきる力で相手を上回り25-22と逆転。続く最終Sも、力強い攻撃で15-9と相手を圧倒し、セットカウント3-2で勝ちきった。
昨秋入団したリベロ藤中颯志(23)にとっては、これが初のファイナル4の舞台だった。
「昨日の夜くらいからそわそわしてた」と初々しい表情。それでも「試合が近づくにつれて『やってやる』という気持ちの方が大きくなってきた。(実際に)いいプレーもできたかなと実感してる」。フルで出場し、充実感を示した。
サントリーは9日、同会場で、レギュラーラウンド2連覇を遂げたウルフドッグス名古屋と対戦する。ファイナル4でも、堺ブレイザーズ相手に3-0で勝利を収めた相手。指揮官は「次戦に備え、体を休めて準備したい」と気を引き締め直した。