<フィギュアスケート:世界国別対抗戦>◇12日◇東京体育館◇公式練習
初出場となる男子日本代表2人が、前日練習のリンクに登場した。
3月の世界選手権(さいたまスーパーアリーナ)で6位となった友野一希(24=上野芝スケートクラブ)は、フリーの曲かけでは2種類の4回転ジャンプを着氷した。先月27日の記者会見では、野球のWBCで優勝した侍ジャパンに「『本当にスポーツって素晴らしいな』と感じました。コロナ禍も乗り越えた後のWBC。僕たちもああいう風に、日本中を盛り上げられる試合ができたらいいな」と、仲間と日の丸を背負う舞台を思い描いていた。
2月の4大陸選手権銅メダルの佐藤駿(19=明大)は曲かけでは4回転ルッツを回避したが、4回転-3回転のトーループなどはしっかりと降りた。その後、練習時間終盤に4回転ルッツをしっかりと決めると、友野らから「おー」という声が上がっていた。宇野昌磨(トヨタ自動車)が右足首のケガのために欠場し、代替出場が決まっていた。
◆世界国別対抗戦 8度目の開催となる国際スケート連盟(ISU)公認大会。世界6カ国が男女シングル各2人、ペア1組、アイスダンス1組の4種目8人で争う。各種目優勝は12点、2位は11点…と与えられ、合計点で優勝国を決める。日本の他に米国、カナダ、韓国、イタリア、フランスが参加。SP、フリー(アイスダンスはリズムダンス、フリーダンス)ごとに区切り、総合得点での順位は得点としない。各出場者(組)の総合得点はISU公認記録となる。