<バレーボール・Vリーグ1部男子ファイナル4:名古屋3-1パナソニック>◇第3日◇16日◇愛知・スカイホール豊田
レギュラーラウンド(RR)を制したウルフドッグス名古屋が、地元愛知でファイナル(23日、東京・代々木第1体育館)進出を決めた。
RR3位のパナソニックパンサーズを3-1で下し、既にファイナルに駒を進めていたサントリーサンバーズが待つ“聖地”への切符を手にした。
チームの強みのブロックが機能した。序盤から守備でプレッシャーをかけ続け、クビアクら相手アタッカー陣に気持ち良く打たせなかった。バレリオ監督は、勝因を「試合を通じて安定したプレーができたこと」と分析。第3セット(S)こそ、要所でのサーブミスが目立ち21-25で失ったものの、最後まで試合の主導権を渡さなかった。
セットカウントを取った第1、2、4Sは、25-19、25-20、25-16と全て5点差以上を付けるなど自力の差を見せた。アタッカー、バルトシュ・クレク(34)がチームトップの23得点。パナソニック、クビアクとの88年生まれ元ポーランド代表対決を制した。
全ての選手に満遍なくトスを上げて相手を翻弄(ほんろう)したセッターの永露元稀(26)が、試合で最も活躍した選手「VOM」に選出。「地元愛知で決められてうれしい。助けられた勝利だった」と話した。
チームは昨季、RRを制しながらもファナルでサントリーに敗れて優勝を逃した。今季のファイナル4でも、フルセットの激戦で敗れている強豪。雪辱へ「チーム一丸で準備していけたら」と闘志をたぎらせた。【勝部晃多】