バレーボールVリーグ1部女子のファイナルが22日に東京・代々木第1体育館で行われる。
レギュラーラウンド(RR)首位で2011-12年シーズン以来となる11季ぶり5度目の優勝を目指す東レアローズと、同4位からの下克上を狙うNECレッドロケッツが、今季の女王の座を懸けて対戦する。
RRの対戦成績は東レの2勝1敗。両チームは先週まで開催された、RR4強の総当たり準決勝リーグ「ファイナル4」を勝ち上がった。ファイナル4では初戦で対戦し、東レが地力の差を見せつけるストレート勝利を収めている。
しかし、昨年末に開催された皇后杯全日本選手権大会の決勝では、NECが持ち味のサーブで押し勝ち、3-1で優勝を飾っている。
今季、最多得点部門でVリーグ日本記録を樹立した石川真佑(22)、得点2位のヤナ・クラン(35)ら屈指のアタッカーを擁する東レ。ずばぬけた数字はないものの、日本代表でキャプテンを務める古賀紗理那(26)を始め、サーブ、ブロックからチームでリズムをつかむNEC。今回も一瞬も気の抜けない総力戦になりそうだ。
元日本代表の荒木絵里香氏(38)は、「ブロッカーとしては東レの方が選択肢がばらけづらい(戦いやすい)と思うが、勝ち抜いてきた強さは東レにあると思う。どちらとも言い難い」と、難しい試合になると予想した。
両チームのキーマンには石川、古賀らの名前を挙げた。「2人とも共通点が多く、ヒットの幅が広い。ここだけ抑えていても大丈夫というところがない」と分析。その上で「勝つためには個人としてのプレーも大事だが、全員でこの一戦に向けて献身的にできるかが重要なポイントになる。エース以外にどれだけ仕事をさせないか」と話していた。