【B1】新潟が逆転残留へ3連勝 アレンが29得点4アシスト9リバウンドでチームに好循環

試合後、観客席にあいさつをする新潟のメンバー

<B1:三遠80-98新潟>◇第35節◇29日◇豊橋市総合体育館

新潟アルビレックスBBが三遠ネオフェニックスを98-80で破り、10連勝した18-19年以来4季ぶりの3連勝をマークした。

SFロスコ・アレン(29)の29得点をはじめ、6人が2桁得点を挙げて押し切った。順位は全体24位とB2降格圏の最下位のままだが、川崎ブレイブサンダースに勝ってB1残留圏の22位に上がった富山グラウジーズとのゲーム差は残り3試合で1。30日の2戦目で敗れると降格の可能性があるものの、崖っぷちからの3連勝で逆転残留へ勢いはついた。

けん引したのは乗りに乗るアレンだった。第2クオーター(Q)、39-39からフリースローを2本決めてリードを奪う。3点差に追い上げられた第3Q51-48からは3点シュートで突き放す。このQは終盤に連続5得点を挙げた。「できる限りリズムを取り戻そうと思っていた」。6試合連続で20得点以上。連勝が始まった富山戦(22、23日)でも相手に流れが傾きそうになった場面でスコアした。コナー・ヘンリー監督(59)が「シュートが好調で、パスも供給してくれる」と言うように4アシスト、9リバウンドと、ほかの5選手が2桁得点する土台も作った。

追い詰められた状態が続くがチームに悲壮感はない。「それほど緊張していない。ただストレッチなどの時は1人で集中する選手が多い」。ベテランのPG綿貫瞬(35)は試合前のロッカールームでチームメートのいい緊張を感じ取った。戦う雰囲気はコートでも変わらなかった。30日、連勝を4に伸ばせば、今季最終節のホーム信州ブレイブウォリアーズ戦(5月6、7日、アオーレ長岡)に残留の望みがつながる。【斎藤慎一郎】