【B3】静岡がプレーオフ2戦目落とす 悲願のB3初優勝へ集大成ぶつける

<B3:プレーオフ>◇6、7日◇決勝・第1、2戦◇岩手・盛岡タカヤアリーナ

悲願の初優勝に王手をかけていたベルテックス静岡(リーグ戦3位)が、2戦目を落とした。3戦2勝方式に先勝して臨んだ岩手ビッグブルズ(同1位)に、60-77と惨敗。初戦で見せた逆転劇は影を潜め、相手攻撃を思うように封じることができなかった。これで1勝1敗。8日、同会場で行われる第3戦(午後7時開始)で決着をつける。

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ベルテックス静岡は厳しいマークに攻守でリズムがかみ合わず、シュートも思ったように決められなかった。第1クオーター(Q)開始10秒、PG岡田雄三主将(27=三島市出身、沼津中央高出)がジャンプシュートで2得点し先制。しかしリードできたのはこの時だけ。すぐ同点にされると、その後は最後まで追う展開を強いられた。同Qは相手の半分以下の9得点。第2Qまでに14点リードを許して折り返した。

後半に入っても、流れを変えることができなかった。それどころか、傷口を広げ続ける一方。第4Q開始20秒で許した2点シュートで、この日最大の29点差をつけられた。それでも選手らは諦めずに攻め続けた。3分後、PG吉田健太郎(27)が3点シュートを成功。ここから反撃の歯車がかみ合い始め、他3選手が3点シュート計5本をリングに沈めた。しかし時すでに遅し。17点差に縮めるのが精いっぱいだった。

終わってみれば、2点シュート成功率は32%台。相手の約72%を大きく下回った。リバウンドも相手の「40」に対して「30」。今季レギュラーシーズン2勝(ホーム戦)2敗で実力五分の相手に、初戦とはうって変わって力負けした。だが今季、チームは何度もファンを喜ばせる逆転劇を演じてきた。第3戦は今季メンバーで臨む最後の仕切り直しの1戦。持ち越した悲願のB3初優勝をもぎ取るため、今季の集大成をぶつける。

 

チームは6日の第1戦を72-65の逆転勝利で先勝した。前半を24-34で折り返し、10点ビハインド。激しい攻防が続く中、第3Qでは相手を12得点に封じた。攻撃ではSG山田安斗夢(25)の3点シュート2本などで19得点。43-46と肉薄し、流れを引き寄せた。第4Q開始から約2分までに、レギュラーシーズンチーム得点王のSFアレクシス・エールセネル(35)の5得点などで50-48と逆転に成功。残り1分では61-59と2点差まで詰め寄られたが、その後にPF加納誠也副将(34)の3点シュートなどで相手を再び突き放し、リードを守りきった。