柔道の世界選手権(ドーハ)男子66キロ級(8日)決勝で東京オリンピック(五輪)金の阿部一二三(25=パーク24)に敗れ、銀メダルに終わった丸山城志郎(29=ミキハウス)が、今後の進退について揺れ動く感情を吐露した。
10日、成田空港に帰国。宿敵との熱戦を「柔道は生きるか死ぬか。スポーツだとは思ったことは1度もない。勝ち続けないと先はない」と、悔しさをにじませながら振り返った。
そして初めて明言した。
「五輪の道はないですけど、それはもう受け入れてます」
直接対決5連敗で、もう夢舞台には届かないとの認識、自覚を打ち明けた。
今後について問われると「続けます、やめますとは一言も言っていない。(鈴木桂治)監督も、僕の思いやスタイルを分かっているので、今まで貫いてきたものを今後も大事にしたい」と含みを持たせた。
そして「何となく頑張ります、では他の選手にも失礼。中途半端にやり続けるつもりはない。やるのであれば、また目標を見つけて全力で挑みます」と熟考に入る考えを静かに語った。