【B1】2度延長の死闘制した琉球が初優勝に王手 千葉Jは富樫勇樹31得点も及ばず CS決勝

千葉J対琉球 第1Q、ゴールを決める琉球小野寺(中央)(撮影・垰建太)

<バスケットボール男子B1:琉球ゴールデンキングス96-93千葉ジェッツ>◇チャンピオンシップ(CS)決勝◇27日◇第1戦◇横浜アリーナ◇1万1410人

プレーオフのチャンピオンシップ決勝初戦で、琉球(レギュラーシーズン西地区1位)が千葉J(レギュラーシーズン東地区1位)を下して先勝した。28日も琉球が勝てば初優勝となる。

前半41-36で折り返した。第3クオーターに追い付かれると終盤まで一進一退の攻防が続き、77-77の同点で延長に突入。1度目の5分間の延長では決着がつかず、さらに5分間の再延長となった死闘を制した。

琉球は昨季、初めてCS決勝に進出したが宇都宮に敗れた。今年の天皇杯決勝では千葉Jに屈した。それぞれの悔しさを晴らす“ダブルリベンジ”に王手をかけた。

千葉Jはエース富樫勇樹が両チーム最多31得点を挙げたが1歩及ばなかった。