【アメフト】神戸大が近大に勝利 WR岡田堂生「絶対とるという気持ちだった」パス受けTD貢献

相対する赤ジャージーの神戸大と青ジャージーの近大(撮影・竹本穂乃加)

<アメリカンフットボール:春季関西学生大会:神戸大10-0近大>◇28日◇大阪・MKタクシーフィールドエキスポ

神戸大が10-0で白星を挙げた。

得点が入らず苦しい展開。第2クオーター(Q)7分37秒にK長尾涼平(3年)が33ヤードのFGを決めて先制するも、その後は点数は動かない。

それでも、第4Q8分48秒にQB栄大志(3年)が自陣20ヤードからWR岡田堂生(3年)にパスを通した。岡田が独走し、エンドゾーン左を駆け抜けてTD(タッチダウン)を奪った。

貴重な得点に貢献した岡田は「絶対とるぞ、という気持ちでとりに行って、その後はどちらかというと安心してた」とにっこり。

183センチ、85キロと大柄ながら、40ヤード走は4秒7。走力には自信がある。

「それまでうまいこといってなかったので、良かったです」。勝利に貢献できたことを喜んだ。

岡田は、ヘルメットの中に収まりきらない、肩下まである長髪が特徴だが、その姿は見納めだ。

「(髪の毛を)寄付するつもりでずっと伸ばしてたんですけど、髪が傷みすぎててできないらしいので、もう切ります」と照れ笑い。

今季は、新しい姿で活躍を目指す。【竹本穂乃加】