【F1】フェルスタッペンがポールトゥウィンで5勝目、角田裕毅は9位入線もペナルティで12位

スペインGPを制したレッドブルのフェルスタッペン(ロイター)

<F1:第8戦スペインGP>◇決勝◇4日◇カタロニア・サーキット

マックス・フェルスタッペン(レッドブル)が独走でポールトゥウインを飾った。今季5勝目、通算40勝。

 フェルスタッペンはスタートでカルロス・サインツ(フェラーリ)のアタックを退けると、その後は後続を寄せ付けることなく独走。メルセデスAMG勢とサインツ、11番グリッドからスタートしたセルジオ・ペレス(レッドブル)の争いを尻目にリードを広げ、最後はファステストラップも記録して独走勝利を飾った。

「こんなに素晴らしいクルマをドライブ出来てとても光栄に感じるよ。僕は周りよりも硬いミディアムタイヤでのスタートだったけど、ターン1は(サインツのように)アウトから仕掛けるのは簡単ではないし何も起こらなくてラッキーだった。今日はタイヤ戦略も色々だったし僕らの戦略がベストだったかは分からないけど、勝てて良かったよ」

2位にはルイス・ハミルトン、3位にジョージ・ラッセルとメルセデスAMG勢が入り、ペレスは4位、サインツが5位。

角田裕毅はレースペースが良好で序盤からポジションを上げ、アルピーヌのエステバン・オコンらと入賞圏を争って9位でフィニッシュ。しかし周冠宇(アルファロメオ)とのバトルでコース外に押し出したと判断されて5秒加算ペナルティを科され、入賞圏まで1・886秒届かず12位に降格となった。【米家峰起通信員】

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