全日本アーチェリー連盟会長に自民党の世耕弘成氏 安倍晋三前会長の後任で副会長から昇格

全日本アーチェリー連盟の新会長に決まった自民党の世耕弘成・参院幹事長(左)。右は上月良祐副会長(撮影・首藤正徳)

全日本アーチェリー連盟は11日、都内で定例総会、臨時理事会を開き、自民党の世耕弘成・参院幹事長(60)を新会長に決めた。

前会長の安倍晋三元首相が昨年7月に銃撃されて死去した後、副会長の世耕氏が会長を代行していた。

安倍前会長から会長職を引き継いだ世耕氏は「安倍前会長はアーチェリーの発展に大変なご尽力をいただいた。アーチェリーだけではなく、東京オリンピック・パラリンピックの誘致も主導され、大変な業績を残された。その後をしっかりと引き継いで、アーチェリー競技の発展のために全力を尽くしていきたい」と、力強い口調で抱負を述べた。

21年に開催された東京五輪では男子団体と、男子個人の古川高晴が銅メダルを獲得。来年のパリ五輪でもメダルが期待されている。

「新体制のもとで中長期計画として“射抜けあなたの夢を”をスローガンに、アーチェリーを通して健康で明るく、心豊かな共生社会を創造することに貢献していきたい。アーチェリーは幼い頃から高齢になっても続けられるスポーツ。もっともっと裾野を広げていきたい。来年のパリのオリンピック・パラリンピックを通じて、競技の面白さを伝え、自分もやってみたいという気持ちになってもらえるように頑張って、しっかりメダルを取っていかなければならない。そのために世界各地で開催される競技大会でいい成績を残して、まずは参加資格を確実なものにしていくことが重要だと思っています」と、新会長としてのビジョン、決意を語った。【首藤正徳】