【柔道】阿部一二三、詩の金メダル兄妹「あと1年実感」来夏パリ五輪公式記念コイン発表会に参加

24年パリ五輪・パラリンピックの公式記念コイン発表会に出席した柔道金メダルの阿部兄妹、一二三(右)と詩(撮影・木下淳)

来夏のパリ五輪(オリンピック)・パラリンピック公式記念コイン発表会が14日、東京・南麻布の在日フランス大使館で行われ、柔道の阿部兄妹がゲスト参加した。

21年東京五輪で日本史上初のきょうだい同日金メダルに輝いた男子66キロ級の一二三(25)と女子52キロ級の詩(22=ともにパーク24)が、贈呈された200ユーロ金貨(79万2000円)を手に、来年7月26日に迫る開幕を実感。一二三は「パリまで、あと1年。迫ってきたなと。また五輪で優勝するために人生を懸けて頑張りたい」と意欲を高め、詩も「東京の感動を、もう1度。また兄妹で2連覇できれば」と思い描いた。

2人は、今月下旬の全柔連強化委でパリ五輪代表に内定することが決定的となっている。その中で公式コインのお披露目を担い、フランスで人気の高い柔道競技の象徴として招かれた。珍しい、そろっての所属スーツ姿も披露した。

最も高額な200ユーロ金貨は限定500枚。東京大会からパリ大会へ引き継ぐ「ハンドオーバー」として、男性から女性にバトンを手渡す図柄、東京タワーとエッフェル塔が描かれた。10ユーロ銀貨セットの1つには柔道のデザインもあり、得意な一本背負い投げのイラストとなっている。

フランス国立造幣局が鋳造。泰星コイン社による第1次予約販売は、今月19日から全国の主要金融機関で始まる。他にもコンコルド広場やガルニエ宮(オペラ座)の50ユーロ金貨、記念セットなどが用意されている。【木下淳】