<テニス:米下部ツアー・カリビアン・オープン>◇プエルトリコ・パルマスデルマール
元世界ランキング4位の錦織圭(33=ユニクロ)が出場中のカリビアン・オープンは、ツアー下部大会のチャレンジャーツアーにあたる。
ATPツアーの本戦に出場するには、一定の世界ランキングが必要。下位大会で80~120位前後、上位大会で50位以内が目安となる。
予選を経ず最高峰の4大大会(グランドスラム)本戦に出場できるボーダーは100位前後。シングルスの世界ランキングは、過去52週間(約1年)に出場した大会の獲得ポイント(P)上位19大会の合計Pで決まる。
錦織が出場中のチャレンジャーツアーは、優勝で50~175Pが付与される。現在の100位ラインは600P前後となっている。
世界ランキングから22年10月17日付で外れている錦織が、再びATPツアーに出場するには、ワイルドカード(WC=主催者推薦枠)や公傷制度を活用して順位を上げていくしかない。
行使すれば本戦に出場できるWCは、負傷でツアーを離れた期間が6カ月を上回っている錦織の場合、計6回分まで保有。離脱前の平均順位で定められる公傷ランキングは48位のため、復帰から1年以内に12大会までエントリーできる。4大大会は1回だけ可能だ。
当面はこの救済制度を活用しながら世界ランキングを上げていく。順位が上がれば、通常エントリーが可能な立場にも自ずと戻る。