【テニス】錦織圭が決勝進出「自分でも笑えるくらい、うれしい」3連戦も精神面の強さ見せた

<テニス:米下部ツアー大会カリビアン・オープン>◇17日(日本時間18日)◇男子シングルス準決勝◇米自治領プエルトリコ・パルマスデルマール

元世界ランキング4位の錦織圭(33=ユニクロ)が、約1年8カ月ぶりの復帰大会で決勝進出を決めた。

準々決勝でATPツアー4勝のバーナード・トミック(オーストラリア)を破った世界ランキング345位のグスタボ・エイデ(21=ブラジル)を6-4、6-2のストレートで退けた。3連戦の疲労もある中、プレーには影響させない精神面の強さを見せた。

試合開始から1時間26分。勝利の瞬間、左拳を突き上げて天を仰いだ。「自分でも笑えるくらい、うれしいはうれしい。自分自身にも期待感が増してくるので、いいプレーが出ないとおかしいなと思う」と手応えを話した。

第1セットは、互いにサービスキープを重ねる一進一退の攻防。第4、6ゲームではブレークポイントを奪いながらも、球際の強さを見せる相手の粘りにあった。それでも、丁寧な攻めを続け、5-4で迎えた第10ゲームにブレークに成功。第1セットを6-4で奪った。流れに乗った第2セットは、危なげなくサービスキープを続け、第6、8ゲームにブレークし、6-2で危なげなく勝利を収めた。

前の試合が降雨のために一時中断したため、予定より2時間以上遅れてのスタートとなった。腹筋には今大会初めて黒いテーピングを巻いて臨んだ。湿度は82%。ゲーム間には氷のうを頭からかぶって体力の回復に努めた。

錦織は昨年1月の股関節手術などで長期離脱。この大会で21年10月以来の試合復帰を果たした。

復帰戦から4連勝で、決勝進出を決めた。「試合ではケガにつながるかなと思った瞬間があったが、きついけど明日はもつと思う」。決勝は18日(日本時間19日)の予定で、世界ランキング1118位の19歳、マイケル・ゼン(米国)と対戦する。

◆テレビ放送 男子テニス米下部ツアー、カリビアン・オープン(米自治領プエルトリコ)の錦織圭の出場試合はWOWOWで放送。WOWOWオンデマンドでライブ配信される。