【フェンシング】男子エペジーーン加納虹輝が2連覇、女子フルーレ東晟良が準優勝/アジア選手権

フェンシング・アジア選手権の男子エペで優勝した加納虹輝(左)と3位の古俣聖(右)。中央は女子フルーレ準優勝の東晟良=日本協会提供

<フェンシング:アジア選手権>◇18日◇第2日◇中国・無錫◇個人戦=男子エペ、女子フルーレ

男子エペ団体の21年東京オリンピック(五輪)金メダリスト加納虹輝(25=JAL)が、個人戦でアジア2連覇を遂げた。

世界ランキング1位で大会を迎え、準決勝で韓国選手を15-7、決勝で中国選手を15-10で退けた。前回22年ソウル大会に続く頂点となった。

加納「厳しい試合もありましたが、強い気持ちで試合に臨むことができました。2連覇できたことも自信につながりましたし、何より楽しかったです。団体戦もあるので、もう1度、気を引き締め直して頑張ります」

古俣聖(25=本間組)も銅メダルを獲得した。昨年の銀に続く2年連続の表彰台となった。

古俣「重要な大会で結果を残すことができて、とてもうれしいです。オリンピックレースはまだまだ続くので、引き続き気合を入れて頑張ります。応援いただき、ありがとうございました」

女子フルーレでは世界ランク3位の東晟良(23=PEAKS)が準優勝。決勝で中国選手に12-15で惜敗したが、昨年の銅に続き、こちらも2年連続のメダル獲得となった。

東「金メダルを取れなくて悔しいですが、メダルを獲得できてうれしいです。みんなの応援がパワーになって勝つことができました。団体戦では金メダルを取れるように全力で頑張ります」

また、男子エペの見延和靖(ネクサス)は6位、山田優(山一商事)は20位、女子フルーレの宮脇花綸(三菱電機)は5位、上野優佳(中央大)は10位、辻すみれ(大垣共立銀行)は11位だった。

両種目の団体戦は21日に行われる。【木下淳】