日本バスケットボール協会(JBA)は25日、都内で臨時評議委員会を開き、三屋裕子会長(64)の異例の5期目となる続投を内定した。9月の定期評議委員会で正式決定する。
バレーボール出身の三屋会長は15年にバスケットボール界に転身し、翌年6月に協会トップに就任。現在は国際連盟(FIBA)役人や同アジア理事、日本オリンピック委員会(JOC)副会長などの要職にも就いている。
JBAは昨年11月、会長任期に関する規定を改定し、最長4期8年から7期14年へと“延長”。三屋会長は、最長29年9月までの長期政権を敷くことが可能となった。改定を決めた理事会は三屋会長自身が議長を務めた。変更について対外告知はなされず、今年3月に日刊スポーツの報道で明らかになった。
スポーツ庁が定めるスポーツ団体ガバナンスコードには、長期政権は権力集中につながりかねないことから「理事が原則として10年を超えて在任することがないよう」にと明示されている。JBAは、長期政権の弊害を認めつつも、会長の選考委員会、理事会、評議委員会の決議と、複数段階でのチェック機能が働くことから、7期14年となっても問題ないとした。
5期目の続投が内定した三屋会長は「粛々と誠実に職を務めて、バスケットボールで日本を元気にするべく、頑張ります」と話した。