NFL目指した立命館大OBの木下典明、近江克仁が学生にメッセージ アメフト部記念式典

立命館大学アメリカンフットボール部パンサーズ70周年記念式典に出席した2人。左から近江克仁、木下典明(撮影・竹本穂乃加)

立命館大のアメリカンフットボール部パンサーズが25日、滋賀・草津市内の同大学構内で創部70周年記念式典を行った。

「歴史を知り、未来を創る ~過去・現在・未来」と題して、同校OBのゲストが多数登壇。「世界への挑戦と未来の創造」をテーマに掲げた第3部では、世界を舞台に活躍してきた木下典明(40)、近江克仁(27=IBM)が登場し、現役学生に自身の経験を伝えた。

木下は、立命館大で3回の大学日本一を達成。卒業後は、欧州に渡った。NFL欧州で2年連続リーグのベストリターナーに選出され、NFLファルコンズのキャンプにも参加した経験を持つ。

名だたる舞台に立ってきた木下は、本場のフットボールを「異次元でした。日本では経験できない環境でしたね」と振り返る。周囲の意識の高さに「1分1秒、1歩も気を抜けなかった」と衝撃を受けたことも明かした。

海外でチームになじむことは簡単なことではなかったが「助かったな、と思うのは、結果さえ出せば見てくれるんです」と言う。

「実績を上げないと周りの選手も認めてくれない。僕は見えないところの努力を積み重ねることが武器だと思って戦ってました」と当時を思い起こした。

近江は現在、日本人未踏のNFLを目指しており「技術も体力もついてきた。たどり着く場所はもちろんNFL」と断言する。

加えて「NFLに行くまでの過程にあるリーグだったり、そういうコネクションは築いてきている。まだ道になるかは分からないけど、NFLが日本に興味を持ってくれてることを知るだけでも、学生の皆さんが目指すきっかけになってくれれば」と、集まった現役選手を鼓舞した。【竹本穂乃加】