【ラグビー】顔に傷パッドの選手が複数いたワケ「治らないですよね」稲垣啓太が教えてくれた

堀江の顔には傷悪化防止のパッドが貼られていた

9月開幕のラグビーW杯フランス大会に臨む日本代表が26日、千葉・浦安市内で第3クール初日を迎えた強化合宿を公開した。

グラウンドに散っていく選手の幾人かが、顔や手に白い傷パッドのようなものを貼っていた。同じようなケガが多発している? そんな疑問に練習後のプロップ稲垣啓太(33=埼玉パナソニックワイルドナイツ)が答えてくれた。

「あれはタックルセッションが激しすぎて、切り傷だったり、擦り傷ができるので。2日間の休みじゃ治らないですよね」。

今合宿で選手が口々にきつさを強調するタックル特訓。肉体のぶつかり合いを繰り返す中で、頭部に傷が増えていく。週末の休養日を挟んでもすぐには回復しない患部を悪化させないための処置だった。

「でもね、傷なんて、ラグビーやってりゃできますから、大丈夫だろうと」。

そんな同僚たちの痛々しい姿にも、目標とするW杯での優勝のためには当然。力強く、うなずいた。

これまではピッチ外でのセッションでタックルを鍛え上げてきたが、今週からはグラウンドでの実戦に落とし込んでいく。来月からは国内での強化試合も始まる。

「ある程度試合に対してシフトしていくっていう説明はもちろんありました。フィールド上で、役割が明確になった中でやれば、自分たちがどれだけ成長したかわかる。感覚的には良い感覚があります」。

生傷たえない過酷さが、チームをさらに強くさせる。