ラグビー・リーグワンの花園近鉄ライナーズの新ヘッドコーチ(HC)に、03年W杯日本代表監督の向井昭吾氏(61)の就任が確実になっていることが26日、分かった。近日中に発表される見通し。
向井氏は愛媛県出身。新田高から東海大を経て東芝府中入り。現役時代はFBとして87年の第1回W杯に出場した。引退後は東芝の監督を務め、就任初年度の94年度に全国社会人大会で決勝に進出。神戸製鋼が7連覇を達成したシーズンで、惜しくも準優勝に終わった。相手の陣形が整わないうちに奇襲を仕掛ける「PからGO」の戦術を浸透させ、98年度には日本選手権3連覇に導いた。
00年末に日本代表監督に就任。SO広瀬佳司、CTB元木由記雄、WTB大畑大介らを擁した03年W杯は4戦全敗ながら、スコットランドに11-32、フランスに29-51など善戦した。
その後、コカ・コーラの監督としてトップリーグ昇格に導いた。
花園は、リーグワン2季目の今シーズンは歴代ワーストの開幕14連敗をするなど低迷。入れ替え戦の末に1部残留したが、水間良武HCの退任が決まっていた。
名門再建が、元日本代表監督の手腕に託される。