【ラグビー】日本代表・松島幸太朗FB挑戦「WTBは世界クラス。15番は…」ブラウン・コーチ

日本代表浦安合宿でボールを持つ松島(右)(撮影・松本航)

9月開幕のラグビーW杯フランス大会で初優勝を狙う日本代表のWTB松島幸太朗(30=東京サントリーサンゴリアス)が、FBでも猛アピールする。

千葉・浦安合宿最終クール2日目の27日、午前の戦術確認でFBもカバー。「ボールタッチ数も上がり、チャンスメークもできる」と意欲をにじませた。

慣れ親しんだ「15」が視界に入ってきた。

昨秋の代表戦は先発した4試合全てが右WTB。19年W杯日本大会でも福岡堅樹とWTBコンビを組み、5トライを挙げて飛躍した。

一方、その名を全国に知らしめた神奈川・桐蔭学園高、今季のリーグワンなどの主戦場はFB。攻撃を担当するブラウン・コーチからは「WTBは世界クラス。15番はチャレンジ。もっとフィットネスを高め、しゃべる。展開を早めに予測しないといけない」と注文を受ける。

“二刀流”はチームの選択肢を広げる。

昨秋の正FB山中亮平(コベルコ神戸スティーラーズ)は、SOとしても練習を積んでいる。

WTB以上にFBは攻守の組み立てが求められ、松島も「SOのようにボールを動かし、FWともコミュニケーションを取る」と違いを明かした。

浦安合宿は30日で打ち上げ、7月8日オールブラックスXV戦(東京・秩父宮)からW杯メンバー発表まで5試合が予定されている。

経験豊富な松島も、FBとしては試される立場だ。

「今のところはうまくやれている感じはある。プレッシャーが懸かった試合で(力を)出せるか、自分次第です」

3大会連続のW杯へ、挑戦の夏になる。【松本航】