【ラグビー】同志社大がライバル対決に完敗し2年ぶり春制覇逃す…山本主将「優勝以外は一緒」

大勢の観衆の前でラインアウトでボールをキープする同志社大

<ラグビー・関西大学春季トーナメント:京産大54-15同志社大>◇決勝戦◇2日◇奈良・天理親里

同志社大が、2年ぶりの春制覇を逃した。

U20(20歳以下)日本代表の南アフリカ遠征に参戦中のフッカー長島幸汰、NO8林慶音、SO大島泰真の3人を欠く布陣とはいえ、準決勝で天理大に41-33で勝った姿は影を潜めた。

キックの後に簡単にゲインラインを突破され、好機でハンドリングなどのミスが続いた。伝統的にバックス(BK)の攻撃力が自慢のはずが、逆にライバル京産大にBKで全7トライを許した。

元サントリーの宮本啓希監督は「京産大さんの強みがハッキリ分かっている中で、ゲームの最初に大きく崩される場面があった。結果がついてきたところもあったのですが、勉強をさせてもらった」と振り返った。

今季は正月明けの1月16日に始動。京産大が3月から動き出したのと比べると、早い段階から体作りに励んできた。それでも、関西のライバルとは21年春の準決勝で21-20で勝ったのを最後に、公式戦では負けが続く。

プロップ山本敦輝主将(4年=常翔学園)を中心に、例年よりも学生中心のミーティングを増やしているという。同主将は「自分たちがどういうラグビーをして、どうやって勝ちたいのか。自主性を重んじてやってきた。目指してきたのは春の優勝。優勝以外は一緒」と悔しそうに話した。

宮本監督も「学生中心でスタイルを考えて、結果がついてきたところもあったんですが」と言う。

春は王者帝京大に0-89、明治大に8-38、早稲田大に14-36で敗れるも、慶応大には49-36で競り勝った。

この日のトライ数は京産大の7本に対しわずか2本。

名門復活の道は険しい。