【テニス】錦織圭、復帰2大会目は2回戦敗退 180位の米国クドラにフルセットで敗れる

錦織圭(2020年12月10日撮影)

<テニス:米下部ツアー大会クランブルック・テニス・クラシック>◇6日(日本時間7日)◇男子シングルス2回戦◇米ミシガン州

元世界ランキング4位で、故障から約1年8カ月ぶりに復帰し先月の下部ツアー大会で優勝した錦織圭(33=ユニクロ)は、2回戦敗退となった。

世界ランク180位のデニス・クドラ(30=米国)に4-6、6-3、3-6で敗れた。ウィンブルドンで4回戦進出など実績のあるプレーヤーの隙のない試合運びに苦戦。復帰戦からの連勝も6でストップした。

本調子ではなかった。1セット目はダブルフォルト3本と、ミスが目立った。立ち上がりにサービスゲームを落とすと、第2ゲームでブレークバックしたものの流れをつかみきれず、第5ゲームに再びブレークを許した。第9ゲームは2本のサービスエースを決めるなどし、キープする粘りは見せたものの、第10ゲームでクドラにバックハンドのダウンザラインを決められ、セットカウントを先取された。

それでも、2セット目には思い切りの良さが戻ってきた。第4ゲームではストローク戦を制し、ブレークに成功。終始主導権を握り、サービスキープを続けると、サービング・フォー・ザ・セットとなった第9ゲームでは、フォアハンドの鋭いクロスを決め、1セットオールに追いついた。

迎えたファイナルセットは、一進一退の攻防。第3ゲームでブレークに成功したものの、第4ゲームにブレークバックを許した。中盤には、手首を揺らしたり足を伸ばしたりするしぐさで、疲労の色を隠さない。第6ゲームにもブレークを許すと、第9ゲームにキープされて敗戦。試合時間は2時間21分、健闘は及ばなかった。

今後はシカゴ・チャレンジャー(7月10日開幕)、アトランタ・オープン(7月24日開幕=ATP250)、ワシントンでのシティ・オープン(7月31日開幕=ATP500)出場を目指す。

昨年1月に股関節の手術を受け、リハビリ中の同年9月には右足首も痛めて長期離脱。1年8カ月ぶりの出場となった先月のカリビアン・オープン(米自治領プエルトリコ)で優勝し、復活を遂げた。世界ランキングは現在、501位に復帰。「そこに向けて、もっともっとレベルを上げていきたい」と、4大大会最後の全米オープン(8月28日開幕)での完全復活を目指す。

◆放送 錦織復帰第2戦ATPチャレンジャーミシガンと第3戦同シカゴはWOWOWで放送、ライブ配信される。アーカイブ配信あり。