【Wリーグ】アランマーレ秋田・松永夏海は同級生対決心待ち「ひるまずに戦えるよう準備」学びの夏

サマーキャンプでアピールを続けるアランマーレ秋田・松永

学びの夏にする。Wリーグのサマーキャンプが15~17日、群馬・高崎アリーナで開催されている。白鴎大(栃木)から加入したアランマーレ秋田・松永夏海(23)が、10月からのリーグ戦での札幌山の手(北海道)同級生対決を心待ちにしながら、最善の準備をしていく。チームは同キャンプでミツウロコ(社会人)、新潟、シャンソン(ともにWリーグ)、KBスターズ(韓国)と対戦する。

 

松永が初の夏舞台で輝きを見せる。現時点のチーム平均身長は173・6センチと昨季から約3センチ高くなったが、これまで同様、機動力や運動量を武器に戦うことは不可欠。「特定の人だけに頼るスタイルではない。練習試合も重ね、先輩たちとスピード感を持ってバスケットができてすごく楽しい」。白鴎大在籍の昨季はアーリーエントリーで1試合に出場。4月からルーキーとして合流し、最初の公式戦からアピールする。

松永は北海道出身。高校時代は町田瑠唯(30=富士通)、長岡萌映子(29=ENEOS)らを輩出した名門・札幌山の手で過ごした。松永の同期には東藤なな子(トヨタ紡織)、関ななみ(ともに22=日立ハイテク)がおり、2人は同校卒業後にWリーグへ進み、現在もプレーしている。松永は「2人とはすごく仲が良くて、『ずっとWリーグで待っているから』という感じだった。もう1回、コートで一緒に立てればと思ってWリーグに来た」と力を込めた。

チームは昨季、フィールドゴール成功率がリーグワースト2位、平均得点が同ワーストと「得点力」が課題。5月のチーム始動から全体練習だけでなく、ドライブといった個人の技術向上に注力してきた。大会前の練習試合では「相手を振り切ることを中心にやった成果が、少し出ている感じがする」と小嶋裕二三ヘッドコーチ(55)。「2点を取れるかどうかを課題にしてやっていきたい」と今キャンプの目標を設定した。

Wリーグ3季目は、10月14、15日に秋田県立体育館で昨季優勝のENEOS戦で開幕。松永は「サマーキャンプや(9月の)オータムカップでいろいろなチームと戦い、経験を積みたい。ENEOS戦から、ひるまずに戦えるように準備していきたい」。修正を重ね、船出を迎える。【相沢孔志】